目から鱗の腹式呼吸

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2012年07月21日 08:08



いよいよ本格的に、ヴォイスコーチングがスタートしました。

昨日は、その第1回目。

先週、体験レッスンを受け、吐く → 吸う、の練習を「それなりに」やっていた私ですが、本格的なレッスンのレベルは、一段とハード!しかし、楽しく、更に私の持つ数々の固定概念を打破するものでした。


一つ目の固定概念打破は、私の自分自身の声に対する表現。

「今日の自分の声はどんな風に表現出来ますか?」と半沢先生。

「う~ん、チョット声が震えているように感じます」と私。

「それは、適度なビブラートが掛かっている状態ですね」と半沢先生。

なるほど、とにかくポジティブなのです。

レッスン中も、とにかく褒める。褒めまくる。達人級のほめ名人なのです。

だから非常に気持ちが良い、だから一生懸命取り組む。

褒められて育つ、良い気分で取り組んでいます。

震え、と言う表現自体はネガティブではないのでしょうけれど、適度なビブラートと表現するだけで、やる気が出る。

「ことのは」の大切さを学びました。


二つ目の固定概念の打破は、腹式呼吸です。

私の持つ、腹式呼吸のイメージは、吐くときに腹に力を入れてへこませる。吸うときは、腹を膨らませる。でした。

大きな意味では間違いではありません。

しかし、実は、先日受けた、加圧トレーニングで、トレーナーから、吸うときに腹の力が抜けているので、ここを抜かないで欲しいですね。と言われていました。

でも、自分では、なかなかこれが理解出来ない。

吐くときは、力を入れられるが、吸うときは抜けるだろう?ここで抜かないと、どうやって、出し入れするんだあ?

と言う疑問は解決出来ないままでした。

と言う話をすると、半沢先生は、プロのオペラ歌手としての実技を見せてくれたのです。

驚きました。

さすが、プロです。

呼吸はしているが、腹はぐっと締めたまま。

半沢先生は、テノール。

腹を緩めると、この声は出ないそうです。

これが、加圧トレーニングのトレーナーが言っていたことだったのか!

そこから、腹式呼吸の第2段階。

腹を締めたままで、吐く&吸う、のレッスン!

なぜか、足がつりました(笑)

まだ初心者の私は、全身に余分な力が入っているので、たった3分なのに、クタクタです・・・


常にポジティブに捉え、表現する

そして、腹を締めたままで、呼吸をする。


大きく二つの固定概念が外されました。

コーチングの世界では、クライアントの固定概念の枠を外す、と言うアプローチが行われます。

さすが!の半沢コーチのレッスンでした。


帰り際、半沢コーチは、「一つお願いがあります。今日は、もう自主トレはしないで下さいね。松下さんはストイックだから、今日学んだことを身につけようと、夜やっちゃいたいでしょうけれど、声帯は、一日で使える量に制限があります。今日のレッスンでかなり使ったので、もう今日は止めにしておきましょうね。」

見事に私の性格をつかんでいる半沢コーチでした。



素直な私は、ちゃんと言いつけを守り、今日の朝、3分間の自主トレを行いました(^^)

3ヶ月後の声の成長が本当に楽しみです~


※今日のトップ写真も、私のお腹ではありませんからね~(フリー画像です)


半沢健ヴォイスコーチの公式HPはこちら   http://koetore.com/wp/

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