板橋の小さな接骨院開業奮戦記②

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2012年09月06日 08:01



新規店に限らず、

未だ来たことのないお客様(潜在顧客)、つまり0回のお客様を

初来店、つまり1回目の来店に繋げる方法は、次の条件を満たさねばなりません。


①そこに、新しいお店が出来たと言う事を、商圏内の「潜在顧客」に知ってもらうこと

②そこに行けば、自分が抱えている問題が解決出来る!と言うことが解ること

③そこに行くのに、抵抗を感じる、「障害」を取り除く、ということ

この3つです。


しかも、これは、ターゲットに対してだけ、効果的な方法です。

接骨院にとって、身体に何の問題も悩みもない人はターゲットではありません。

もちろん、もっと大きなビジネスモデルにして、身体に痛みや悩みのない人もターゲットにすることも

出来ると思います。

が、これは、未だ話が煮詰まらないので、今後の課題。


ひとまずは、基本的な接骨院ビジネスを軌道に乗せることから始めます。

さて、上記の①②③ですが、

①(接骨院を探しに)知らない場所を散策する人は、いません(ま、少しいるかも知れませんが・・)

②お店(接骨院)を、見つけてくれても、ちゃんとしてくれるかどうかが解らないと、ドアは開けにくいもんです

③何かしら、もやあ~とした、何となくの抵抗感・・・そういう「不安感」を取り除かないと、ドアは開けてくれません

この3つを格安で、高い効果を得る方法で実施しないといけません。


つまり、

①どこにあるか解る

②何が得意かが解る

③安心感を持てる

と言うことです。


①場所については、「解りやすい地図」

②技術については、経験年数や得意分野

③安心感については・・・・・(後述)

ちなみに、この接骨院の業界では、施術の価格を店頭やチラシで告知してはいけないそうです。

ならば、③安心感は、「誰が?」「どんな人が?」がキーワードになるのです。


対面して相手に安心感を与えるのは、まずは「表情」です。

「表情」が怖いと近づいてくれません。

「表情」に自信がなさそうだと、信頼して任せられません。

「表情」が上から目線だと、ムカッとします(笑)


この「表情」つまり「顔」の露出をする接骨院が、ほとんどありません。

接骨院、整体院は世の中ごまんとあります。

人気のある所は良いのです。

そこからクチコミで広がるでしょう。


でも、この友人の接骨院は、まだ、誰も知らないのです。

どこの接骨院も中身は同じではありません。

柔道整復師の技術の人によって違いはあるし、人柄も違います。

1度来て下さった患者さんには、そこから再来店の為のアプローチを始められます。

でも、未だ1度も来ていない人に来てもらわねば、そのチャンスが増えません。


ある意味、人気商売なのです。

国会議員の選挙とも似ています。

始めて立候補する人の選挙ポスターが、文字だけだったらどうでしょうか?

よし、この人にしようと投票するでしょうか?

実際、選挙ポスターのほとんどのスペースを占めるのが「笑顔の顔写真」です。

その笑顔を見て、(多くの人が)その候補者の人柄を判断するのです。


接骨院の院長先生って、どんな人?

やさしそう?

しっかりやってくれそう?

大丈夫?

気難しかったり、ムスッとしていたりしない?


自分に合いそうな「接骨院」を探している患者さんの立場、気持ちになって考えましょう。

何があれば、決め手になるのかを、よ~く考えましょう。


知らない所には行けません。

どうしてくれるのか解らない所には行けません。

怖そうな所には行けません。


私は彼に「チラシにあなたの笑顔の写真を入れましょう」

と、提案しました。

更に

「等身大POP」「等身大パネル」

を店頭に設置しましょう。

と、提案しました。

「さっそくやってみます。」

と彼は言いました。


さてさて、彼は、アクションを起こしてくれるのでしょうか?

1ヶ月後に、再訪問します。

続きは、またその後で。



冒頭の写真は、株式会社東具の等身大POPです。

ネットで調べて勝手に使ったので、御礼としてHPのリンクを入れておきますね。

http://www.togu.co.jp/pop_produts/signdisplay/sign_pop.html


関連記事