新規店に限らず、
未だ来たことのないお客様(潜在顧客)、つまり0回のお客様を
初来店、つまり1回目の来店に繋げる方法は、次の条件を満たさねばなりません。
①そこに、新しいお店が出来たと言う事を、商圏内の「潜在顧客」に知ってもらうこと
②そこに行けば、自分が抱えている問題が解決出来る!と言うことが解ること
③そこに行くのに、抵抗を感じる、「障害」を取り除く、ということ
この3つです。
しかも、これは、ターゲットに対してだけ、効果的な方法です。
接骨院にとって、身体に何の問題も悩みもない人はターゲットではありません。
もちろん、もっと大きなビジネスモデルにして、身体に痛みや悩みのない人もターゲットにすることも
出来ると思います。
が、これは、未だ話が煮詰まらないので、今後の課題。
ひとまずは、基本的な接骨院ビジネスを軌道に乗せることから始めます。
さて、上記の①②③ですが、
①(接骨院を探しに)知らない場所を散策する人は、いません(ま、少しいるかも知れませんが・・)
②お店(接骨院)を、見つけてくれても、ちゃんとしてくれるかどうかが解らないと、ドアは開けにくいもんです
③何かしら、もやあ~とした、何となくの抵抗感・・・そういう「不安感」を取り除かないと、ドアは開けてくれません
この3つを格安で、高い効果を得る方法で実施しないといけません。
つまり、
①どこにあるか解る
②何が得意かが解る
③安心感を持てる
と言うことです。
①場所については、「解りやすい地図」
②技術については、経験年数や得意分野
③安心感については・・・・・(後述)
ちなみに、この接骨院の業界では、施術の価格を店頭やチラシで告知してはいけないそうです。
ならば、③安心感は、「誰が?」「どんな人が?」がキーワードになるのです。
対面して相手に安心感を与えるのは、まずは「表情」です。
「表情」が怖いと近づいてくれません。
「表情」に自信がなさそうだと、信頼して任せられません。
「表情」が上から目線だと、ムカッとします(笑)
この「表情」つまり「顔」の露出をする接骨院が、ほとんどありません。
接骨院、整体院は世の中ごまんとあります。
人気のある所は良いのです。
そこからクチコミで広がるでしょう。
でも、この友人の接骨院は、まだ、誰も知らないのです。
どこの接骨院も中身は同じではありません。
柔道整復師の技術の人によって違いはあるし、人柄も違います。
1度来て下さった患者さんには、そこから再来店の為のアプローチを始められます。
でも、未だ1度も来ていない人に来てもらわねば、そのチャンスが増えません。
ある意味、人気商売なのです。
国会議員の選挙とも似ています。
始めて立候補する人の選挙ポスターが、文字だけだったらどうでしょうか?
よし、この人にしようと投票するでしょうか?
実際、選挙ポスターのほとんどのスペースを占めるのが「笑顔の顔写真」です。
その笑顔を見て、(多くの人が)その候補者の人柄を判断するのです。
接骨院の院長先生って、どんな人?
やさしそう?
しっかりやってくれそう?
大丈夫?
気難しかったり、ムスッとしていたりしない?
自分に合いそうな「接骨院」を探している患者さんの立場、気持ちになって考えましょう。
何があれば、決め手になるのかを、よ~く考えましょう。
知らない所には行けません。
どうしてくれるのか解らない所には行けません。
怖そうな所には行けません。
私は彼に「チラシにあなたの笑顔の写真を入れましょう」
と、提案しました。
更に
「等身大POP」「等身大パネル」
を店頭に設置しましょう。
と、提案しました。
「さっそくやってみます。」
と彼は言いました。
さてさて、彼は、アクションを起こしてくれるのでしょうか?
1ヶ月後に、再訪問します。
続きは、またその後で。
冒頭の写真は、
株式会社東具の等身大POPです。
ネットで調べて勝手に使ったので、御礼として
HPのリンクを入れておきますね。
http://www.togu.co.jp/pop_produts/signdisplay/sign_pop.html