売上を伸ばし続ける店長は、お客様経験を忘れない

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2012年09月22日 15:19




この不況、不況と言われるご時世。

外食店も小売店も、売れない売れないと嘆いています。


しかし、そんな中でも、売上を伸ばし続ける店舗があります。

そう言う店舗には、その原因となっている「店長」がいます。


その店長は、一体何をしているんだろう?

何年間もこのテーマで観察をし続けてきました。

そして、ようやく気がつきました。

売上を伸ばし続ける店長には、共通する特徴があったのです。


ファーストフードの店長も、

専門店レストランの店長も、

同じです。


こう言う店長は、

「お客様視点になりきる日」を作っています。

意識的にされている店長もいます。

無意識にそうされている店長もいます。


「お客様視点になりきる日」

それは、「お客様気分でいる日」とも言えます。


つまり、お休みの日です。

お店で働いていない日です。


こういう日は、自分は何らかのお店のお客様です。

物を買うか、サービスを受けるか、

いずれにせよ、この時はお客様です。


こう言う店長は、このお客様の時の気分を、冷静に観察しています。

プライベートでのお客様の自分を、

じっと観察している自分がいるのです。


嬉しかった時、

悲しかった時、

感動した時、

憤りを感じた時、


お客様としての感じ方を身体に染み込ませています。

そして、それをそのまま仕事に持ち込みます。

なので、自店舗で仕事をしている時も、お客様の気分が理解出来るのです。


誰もが、お客様を経験しています。

にもかかわらず、お客様の気持ちが理解出来ていない店長やスタッフがいます。

こういう人は、自分が、お客様の時の気持ちを忘れているのです。


よく「お客様の立場に立って考えましょう」と言われます。

けれど、何をして良いのかが解らない。

どうやったら、お客様の立場に立てるのか?、それがよく解らないと言うのです。

そういう質問をよく受けます。


私の答えは、簡単です。

この店長のように、自分がお客様の時の「お客様気分」を忘れないこと、

そして、仕事の時も、「お客様気分」を忘れないようにしてみましょう。

これが答えです。


お客様気分を忘れないから、

お客様視点にも立てるのです。

だから、気の利いたひと言が言えますし、

気遣い、心遣いが出来るのです。


売上を伸ばし続ける店長は、

「お客様視点」を持つ為に

「お客様気分」を仕事に持ち込みます。

誰もが、「お客様」を経験しています。

是非とも、お店に戻っても、その時の気持ちを忘れないようにしましょう。

そうすれば、あなたも今日から「売上を伸ばし続ける店長」の仲間入りです。





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