おお~いいね!・・・料理の原材料の産地を店舗入口前に明記しているレストラン

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2015年03月28日 10:03





「へえ~サラダに使っている野菜は全部国産なんだね~」

と言うポスターを見て、そうなのか~と思い、ついサラダを注文してしまった私。
別にどこの国の食材でも気にしないんだけどな~と思っていた私なのですが、実は、私の深層心理は、食材の安心安全に強い興味を持っていたのかも知れないですね。

最近、食の安全性について色々と取りざたされている影響からか、一部の飲食店では、料理の原材料の原産地、原産国表示を積極的に行うようになってきたように感じます。

行政も飲食店向けのガイドラインを出したりして、一生懸命にその啓蒙活動を行っています。
まあ、食材の原産地については、気にする消費者も多いですから、自社商品の安全性をアピールするのは良いことですよね。
私も、飲食店が積極的に原産地表示を行うことについては、とても良いことだと思っています。

でもね、、、、

一部のレストランで表示されている原産地表示のポスターやPOP類を見ると、なんだか中途半端だなあ~と感じることがあるのです。(全部じゃあないですよ。一部ですよ。)

例えば、あるファミレスでは、

「品名:かぼちゃ」「産地:メキシコ 日本 他」

と表示してありました。
ん?「他」・・・って何?
「他」ってつけちゃうと、別にどこでも良いことになりますよね。

冒頭のファミレスでは、店頭にこのように表示しています。

「サラダの生野菜は全て国産」

でも、このファミレスのWebサイトを見ると、

「※ドレッシングなどの加工品に含まれる野菜やサラダ以外のメニューに使用されている野菜は含みません」

と小さく但し書きが書いてあります。
つまり、サラダの生野菜以外は国産ではない(かも知れない)のです。

確かにこれらは「嘘」を書いているわけではありませんのでそれ自体は問題ありません。
しかし、私には、なんだかしっくりこないのです。

嘘はついていない・・・
100%国産だ!とは言い切っていない・・・
例外にいての但し書きは書いてある・・・

でもね・・・それはそうなんですけどね。
なんだか、ごまかされているような気がするのです。


もしかしたら、そこまでは考えていないのかも知れません。
そんな意図は無いのかも知れません。
お客様のことを思って、何とか少しでも情報を出そうとした上でのことなのかも知れません。

でもね・・・ちょっと深読みしちゃう私にはしっくりこないのです。
そんなこと無いのかも知れないんだけれど、そんな気がしちゃうのです。
せっかく原産地表示をしてくれているのに、本当に失礼で申し訳ないのだけれどね・・・ごめんなさいね。

私たちは、マスコミの報道やネット上の情報や、ポスターやチラシやWebサイトに書かれている「一部の情報」を「思い込み」や「早とちり」で持って解釈、いや誤解をしてしまいがちです。
だからこそ、そこを、スルーせずにもっと誤解をしにくいように表現して欲しいのです。


ことさらに、「一部商品の国産のアピール」ではなく、書くなら書くで、100%徹底して書いて欲しいのです。
100%書けないならば、例外について、もっと大きく表記して欲しいのです。
会社の姿勢って、本当はそう言う所から感じられるもんなんですよね。

もっと、バカ正直に本当のことを書けば良いのです。
正直者はバカを見る?
そんなことはありません。
私たちは、ちゃんと見ているし感じているのです。
結局は、バカ正直な会社が、本当に長く愛される会社になるのです。
ね?そうですよね?

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