あなたと働きたいと言われる店長のシンプル習慣・・・ステージ5:その5

PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)

2015年05月27日 08:23



「チェーン店がやってくると、地元で生活している個人商店の売り上げが下がる!迷惑だ!」

どんな地域でも、東京都内の商店街でも同じようなことをよく言われます。
マクドナルドのような超巨大チェーンでなくても、名の通ったチェーン店ならば同じように言われるのです。
また、こんなことも言われます。

「チェーン店が来ると、なんだかこの町が面白みのないありきたりの町になってしまうな~」

とかくチェーン店というのは、地元の商店主さんからは、結構厳しい目で見られます。
そりゃあそうですよね。
チェーン店は、とにかく有名です。
テレビや雑誌やなんやらかんやらで名前が知られています。
地元の個人商店はそうはいきません。
うらやましいのです。

チェーン店は、少々の赤字でもそう簡単にはつぶれません。
もちろん、フランチャイズの場合はそうはいきませんが、直営店の場合は、本社が我慢できる間はしてくれます。
個人商店はそうはいかないのです。

チェーン店は、最初から大きな投資をして、目立つ看板を出し、大量にチラシを折り込みます。
資金力があるのです。
個人商店はそうは一気にお金をかけられないのです。

チェーン店は、仕組みや商品や教育などのシステムがあります。
個人商店では、全部一から築きあげなくてはならないのです。


もちろん、これらのなかには、大きな誤解もたくさんあります。
先ほども書きましたが、フランチャイズはそうはお金をかけられません。
大きな借金を抱えてのスタートもざらなのです。
仕組みなど全然ないチェーンもあります。
個人商店は、そんな裏事情は知りません。

なので、やっぱり、有名チェーンはうらやましい。

もちろん、チェーン店で働く人たちはその多くは地元の人です。
それに何よりも、お客様は地元の人たちばかりなのです。


店長はそういうことを忘れはいけません。
それを忘れてしまうから、近隣トラブルが起きるのです。

だから、この場所で商売が出来る事の感謝を忘れてはなりません。
だから、その感謝を、言葉だけでなく態度や行動で示さなくてはなりません。
だから、この町に心を込めてなにかしらの貢献をしなくてはならないのです。
だからこそ、町の仲間にしてもらえるのです。

大事なことだからもう一度言いますね。

店長は、「この町で商売をさせて頂いていることに心から感謝をする。だからこの町に心を込めて貢献をする」

忘れないでね。

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