「相手軸に立とう」②なぜ相手軸に立つの?
昨日から始まった「相手軸に立とう」シリーズの2回目です。
初日は「相手軸」って何?
と言うお話を書きました。
「相手軸に立つ」とは、まあ早い話が「相手の立場に立って考える」って事です。
今日は、じゃあ、「なぜ相手軸に立つのか?」を考えてみたいと思います。
答えはただ一つ。
「相手を理解し、相手を信頼するため」に相手の立場に立つのです。
私たちって、結構相手の事を理解しないままに、相手を嫌いになったり、不信感を持ったりします。
逆に、よく知らないのに、好きになったり、信じたりします。
そして、後でもめるんですよね。
「あんなに好きだったのに、信じていたのに、裏切られた」とか
「こんな人とは思わなかった!」とか
「何考えているのか、解らない!」とかなんとか(笑)
勝手に好きになって、勝手に信じて、勝手に嫌いになったり・・・
でも、これら全ての行き違いの原因は「情報不足」なのです。
もちろん「完全に相手を理解する」なんて、無茶な事は言いません。
でも、もう少し相手の事を理解すれば、
情報不足のまま「勝手に相手をイメージして」相手を評価せずに、
出来るだけ相手の素の状態を理解してから、好きになったり嫌いになったりした方が良いと思いませんか?
まあ、逆に言えば「情報不足」だから「残りの部分を良い様に解釈するから」巧く行くとも言えますけどね〜(笑)
さて、好きになる場合は、良いように解釈すれば良いのかも知れませんが、問題は、嫌いになったり不信感を持ったりする時です。相手に対する信頼度を「情報不足」を原因として下げるのは、いかにももったいないと思いませんか?
人間関係のゴタゴタのほぼ90%は「誤解」が原因と言われています。
いつも相手の立場を理解し、相手の立場に立って考える習慣を持っていれば、
ちょっとしたギャップでカチンと来る事も無くなります。
イライラすることもありません。
相手との良い人間関係が生まれ、信頼関係が出来上がると、
仕事もプライベートもスムーズに運んで行きます。
自分が理解される前に、相手の立場に立って考え、相手を理解する事で、自然と相手も自分を理解しようとし始めます。
「相手軸に立つ」とは、相手を理解し、相手を信じ、相手を好きになるための習慣のことです。
明日は、「ちょっと試しに相手軸に立ってみたら・・・」をお話ししましょう。
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2012年10月26日
- 07:57
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