そうだ「お店の健康診断」をしよう:その2「健康か病気かはどうやって判断するの?」
プロローグ:人間と同じように店舗も「健康診断」で状態を知ろう
②健康か病気かはどうやって判断するの?・・・店の不調原因は掘り下げて行かないとわからない
「お店の調子が悪いのか?良いのか?と言うのは『売上げ』を見ればわかりますよね。では、売上げが下がる『原因』は、どこを見ればわかるのでしょうか?」
お店の健康状態が悪くなれば、つまり病気になれば、その結果として「売上げ」が下がります。
つまり「売上げ」は、お店の健康状態がひと目でわかるバロメーターなのです。でも、そんなことはわざわざ言われなくても誰でもわかることです。
では、その「売上げ」が下がる原因は、どこを見ればわかるのでしょうか?
ちょっと回りくどい言い方をしていますが、つまりはこう言うことです。
1)売上げが下がる
2)ランチクーポンの回収率が悪い
3)スタッフがクーポンをランチタイムに店に来ることが出来る人に配っていない
4)誰にいつどこで配るかをスタッフに指示していない
5)どこの誰にいつ何をモチベート(動機)として来店していただきたいのかがわかっていない
6)自店舗の強み(立地、メニューなど)を理解していない
7)店長やスタッフがそのような状態にあることがわかっていない
いかがでしょうか?
1)と2)は、データを見ればわかりますよね。
では、3)から6)は、どこを見ればわかるのでしょうか?
最終的に7)は、何を見て判断すればよいのでしょうか?
多くの店は、この後半部分5)から7)がほとんど考えられていないのです。
ね?ここが解決しないと、継続的に店の売上げを伸ばし続けるのは難しいと思いませんか?
店の問題の根っこを探るために、どこを見るか?何を見るか?・・・それが「お店の健康診断」です。
もちろん、「お店の健康診断」を見ても、その見方を学んでいなかったら、何が何だかわかりません。
人間用の「健康診断」でも、血糖値やコレステロールの数字の意味がわからなければ、どこに問題があるかなんてわかりませんよね。
同じように「お店の健康診断」でも、何が基準なのかを知る必要がありますけどね。
専門家から学べば、そんなに難しい内容ではありません。
なんだか熱っぽい。そして何も考えずにドラッグストアで適当に買ってきた薬を飲む・・・
店で言うと「売上げが下がってきた」から自分の直感で「メニューを変更する」ようなものです。
はたして、メニューが問題だったのでしょうか?
もっと根本的な問題は無かったのでしょうか?
そもそも、「メニューに問題がある」と言うようなデータがあったのでしょうか?
売上げ対策を見直すときは、直接お客様に届けられる全ての情報の中味と届けられ方を再確認し、それらが「根拠」を元に判断・作成・告知・行動などがされているかどうかを再確認する必要があるのです。
さて、「お店の健康診断」がとても大切なことであることがおわかり頂けましたか?
明日は、その「お店の健康診断」で「見るポイント」をお話ししましょう。
お楽しみに。
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- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2014年08月20日
- 04:34
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