「寒いね～早く開けてくれないかな～」
「・・・・・・・」
その日は、友人たちとの新年会。集合時間は18時。
私は、冷たい雨と強い風の中、駅から10分ほど歩いたその店に到着しました。
時間は、17時50分・・・
予約したお店は、看板も客席もまだ電気は付いておらず、開いていませんでした。
営業時間のプレート見ると18時オープンのようです。
この店は、通りに面してオープンテラスのような形になっており、外から客席が良く見える造りになっています。
私が、窓越しに中の様子をうかがうと、客席では、数名のスタッフが夕礼の最中。
私の存在には気がついた感じでしたが、雨宿りをしているとでも思ったのでしょうか、そのままスルーされてしまいました。
外は雨。風も強くて寒いのです・・・
18時から3名で予約済です・・・
しっかりしたお店ならば、10分前でもすぐにドアを開けて、「ご予約のお客様ですか？どうぞ中でお待ち下さい！」と言ってくれるでしょう。でも、彼らは外に出てきてくれません。
入口のドアは鍵がかかっています。
そして、10分が経ちました。
18時ジャストに看板に灯がともり、客席の照明がつき、ドアが開き、スタッフが外に出てきました。
「いらっしゃいませ。何名様ですか・・・」
「すみません。予約している松下ですが・・・」
「はい、松下さま。お待ちしておりました。」
いや、君たちは全然待ってないぞ！！
待ったのは、私の方だぞ！それも、寒い雨風の中・・・
この店が、こう言う対応レベルになってしまっている原因はいったい何なんでしょうか？
開店時間前に、店頭で待っている人がいることに対してどう考えているのでしょうか？
もしかしたら、きちんと決められたとおりに、18時にオープンすることの方が、店頭で寒がっているお客様を早めに店内に迎え入れることよりも大切だと思っているのかも知れませんね。
実は、この店はチェーン店です。個人店ではありません。
こういうところが、チェーン店の弱いところですね。
せっかく、ピッツアもワインもその他の料理も美味しいのに、もの凄くもったいないのです。
経営者には、早くこう言う実態に気がついて欲しいですね。
でないと、そのうち大変なことになりますよ～
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