「そちらの山型のカードをお持ちになって、先にお席をお取り下さいませ。」
ここは、丸井吉祥寺の7Fの無印良品の中にあるカフェ「Café&Meal MUJI」。
無印良品が全国19店舗で運営しているオシャレなカフェです。
このカフェは、入口を入ると大きなショーケースがあり、先にその中のお総菜を注文し、最後にレジで代金を支払い、商品を受け取ってから自分で席に運ぶ、という仕組みになっています。いわゆる、最近流行のセルフサービスのデリカフェという形式です。
このデリカフェは、セルフサービスですので、レジカウンターで受け取った料理やドリンクを席に持っていくのはお客様の役目。なので、混雑時は、席の確保を先にやっておかないと、購入してから席が無いとさあ大変！誰かが帰るまでじっと立ったまま、「早く帰ってくれないかな～」と、そわそわイライラしながら待つことになるのです。
最近のセルフサービス型のカフェは、ここの席の確保が、お客様の満足度を下げる大きなポイントになっているのです。席を探すお客様がうろちょろしながらプレッシャーをかけているような気になりますものね。
もちろん、私がよく利用する堀留町のカフェヴェローチェでは、確実に席が空くまでは注文を受けないという徹底した仕組みを持っているところもありますが、多くのカフェでは、「先にお席を確保して下さい」と言うだけなのです。
しかし、このCafé&Meal MUJI吉祥寺マルイ店では、ちょっと変わった工夫をしていました。
それが、冒頭の写真の「こちらの席を利用しますプレート」です。
これは、一部のカフェなどでよく使用している「予約席」プレートのセルフサービス版と言ったものですね。
この店では、このプレートを、「お客様が自分で席を確保しそこに目印として置く」ように使ってしているのです。
そして、その工夫というのが、このプレートに書かれている漢字。
「米」「話」「笑」「山」「川」「河」「土」・・・他にも色々ありそうですが、面白いですよね。
これだと、自分がどこの席を確保したのかがすぐにわかります。
確かに、同じプレートだと、そこが自分の確保した席かどうかわからなくなりますからね。
さすが、無印良品です。
「席取りカード」ひとつを取っても非常にオシャレなのです。
ネットで調べてみると、どうもこれは「Café&Meal MUJI」全店で行っている仕組みのようです。
セルフサービスのお店で、注文会計前に席を確保するのは、混雑時では最近の流行ですが、せっかく空席を確保しても、自分の荷物を置いておくのはなんだか不安ですよね。そんな時に、このCafé&Meal MUJIのように、その席取りさえも楽しめるような工夫があれば、なんだか気持ちに余裕が持てますよね。
無印良品の工夫。
さすがですね！
※「店舗力診断」「従業員満足」「ミッションPDCA」に関するご相談、従業員満足度調査、セミナー、研修、売上アップコンサルティングなどについては、弊社までメールかこのホームページの「お問い合わせ」「お気軽にご相談下さい」から、お問い合わせ下さい。ご連絡をお待ちしております。
※アメブロで、ブログバックナンバーの改定新版を毎日更新しています。
読み逃した方は、こちらもどうぞ<(_ _)>
http://ameblo.jp/aitejiku/
この記事へコメントする