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ビューティサービス・スーパーバイザー・アカデミーに登壇しました
「私たちの業界は、とかく戦術から入ることが多いと言う習慣を持っています。今回、ビューティサービス・スーパーバイザー・アカデミーで戦略の大切さを学んだ皆さんは、是非明日からの経営にその知識を活かし、なぜそれをやるのか?を先に考えて行動を起こし、効果と効率を上げていく経営を行っていただきたいと思います。」
これは、9月2日から5日迄4日間にわたり開講された「ビューティサービス・スーパーバイザー・アカデミー」今回は5月のベーシックコース、7月のアドバンスコースに続いて、仕上げのマスターコースの卒業式で、理事長の立川智宏氏が卒業生に贈られた言葉です。
美容業界に限らず、小売業や飲食業においても目の前の問題の解決に、スーパーバイザー部に戦術を採りたがる傾向は強いものです。例えば、売上を上げるためにメニューを改訂しよう、チラシを折り込もう、クーポンを配ろう、割引セールだ!バーゲンだ!・・・これらの施策が、お客様のニーズやウォンツにドンピシャで響けばOKですが、そうでなければコストを掛けて売上げが上がらないという悲しい結果になります。このアカデミーでは、誰に何の為に何をすれば良いのか?と言う戦略の基本を徹底的に学ぶことにより、美容室やディーラーがより業績を向上させていくという業界初の画期的な試みをスタートさせたのです。
私は、このマスターコースで認定講師として「顧客満足度調査」と「商圏と店舗の健康管理」という2コマ延べ4時間の授業を担当致しました。
顧客満足の向上にはどの業界よりも関心が高く、また情熱を注いでいる美容業界ですが、それを数値化、可視化した評価で継続的に分析をすると言う行動はあまり取られていません。多くは、スタイリストがお客様との会話の中で得た情報を元に改善を図っているのが現状です。もちろんそれも大切なことですが、私の講座「顧客満足度調査」では、評価していただいて意味のある評価方法とは何か?、本当に聴かなくてはならない項目は何か?数値化することで解ることとは何か?そうすることで何に役に立つのか?についてお伝えしました。
また、「商圏と店舗の健康管理」の講座では、お客様アンケートを通して、お客様から多くのご意見を頂く中で、どれをどの様に活用すれば売上げに繋がるのか?と言う私が、長年培ってきたノウハウを余すこと無くお伝え致しました。
約60名の受講者の皆さまは、今日から現場に戻り、早速学ばれたことの実践に取り組まれることと思います。皆さまが「戦略と目的」を明確にし「期待と決め手」を具体的に掴んで、お客様の心に響くアクションを取られて行かれ、業績を更に向上されていくことを心から祈念しております。
また、私も、美容業界の発展のためにこれからも全力でお手伝いしていきたいと思います。
ありがとうございました。
※ビューティサービス・スーパーバイザー・アカデミーのホームページはこちら
- author: PEOPLE&PLACE(ピープル&プレイス)
- 2013年09月06日
- 11:27
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